英会話業界のマル秘!裏話: 2007年8月アーカイブ

外国人が、旅行のためではなく、日本に滞在するために必要不可欠なものは、何はなくとも第一にビザ(滞在資格)である

外国人が日本で働くために必要なものはワーキングビザという種類の滞在資格を持っていなければならない。このワーキングビザなしに日本で働いている外国人は、見つかったら【即】国外退去させられる。

外国人が、英語講師として日本へ入国・滞在するためには、語学スクールが彼らの身元保証人(gurrantor)となり、雇用の保証をすることが必要である。語学スクールから、日本での仕事と住まいを与えられ、彼らは、期待に胸を膨らませて"ジャパン"という魅力的な国へやって来る。

大手英会話スクールが、直接外国から語学講師の新人をリクルートしてくることはよく知られている。

英会話スクール最大手『N...』も、先生予備軍をリクルートするための事務所を、アメリカ、カナダ、イギリス等英語圏に持っている。特に『N...』が新人を次々とリクルートしてくるのは有名である。その理由(わけ)は、『N...』の慢性的な人材不足もあるが、それよりもコスト的な理由の方が大きいと思われる。

外国生活を経験した方は、外国での肉や野菜等食料品の安さ、また、アパートなどの広さに比べた家賃の安さを実感されたことだろう。つまり、日本国内と外国では、たとえば日本円での1,000円の価値に大きな差があり、都市部と地方でも差は違ってくる。

前回、"英会話と外国語講師のレッスン情報検索サイト"のサイト開設の下準備のために、私がリサーチを始めたのは1999年から2000年の頃であったと書いたが、その当時、個人レッスンを受けていたアメリカ人から聞いた話によると・・・

日本で何のツテも持たない外国人が、日本国内でアパートを借りることは不可能に近い。英会話学校最大手『N...』では、アメリカやカナダ等、英語圏からリクルートしてきた新卒の若い外国人に、日本での住まいを用意するが、用意したアパート(マンション)では、彼ら数人での共同生活をさせる。
アパート代は月給から天引きされ、時給が安いのでアルバイトをしなくては、到底物価の高い東京では暮らして行けない。『N...』では、原則としてアルバイトは禁じられているが、講師のほとんどが内緒でやっているし、学校側も見てみぬ振りをしているそうだ。
また、『N...』では、講師に生徒を取られることを防ぐために、スクールの外で生徒と接触することを禁じている。
等々、リサーチを始めたばかりの当時の私には、ちょっと信じられない内容ばかりだった。

6月13日、英会話学校最大手の『N...』が経済産業省から業務一部停止命令を受けた。中途解約金返還に関する数千人規模のクレームを受けてのことだ。

実は、この『N...』に関するクレームの話は、今から遡ること6年前から、数々のウェブサイトで話題となっていた。

"英会話と外国語講師のレッスン情報検索サイト"のサイト開設の下準備のために、私がリサーチを始めたのは1999年から2000年の頃であった。その当時でさえ、『N...』に関するクレームを載せている日本語サイトは数々あり、英語講師が『N...』のクレームや情報交換をしている英語サイトもたくさんあった。実は、以前から「知る人ぞ知る」話ではあったのだけど、一人一人の個々の生徒や講師のクレームでは、なかなか社会問題となるまで発展せず、政府に重い腰を挙げさせるまでには6年という長き月日がかかってしまったのだ。



外国人講師を紹介するサイトを運営している者として、少しずつ英会話業界の裏話をして行こうと思う。

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