ゲストハウス・・在日外国人の住宅事情
日本の物価事情も英語スクール事情も分かってきた外国人講師は、「友達の友達はみな友達~」式で、彼らはさまざまなネットワークを持つようになる。そして、より良い条件の就職先を探し、別のスクールで常勤講師となることもできる。あるいは、フリーランスとして多くの個人の生徒を教え、レッスン料で生活する道もある。
いずれにしても、「部屋を借りる」のに保証人が必要な日本では、(雇用主が住居を準備してくれない限り)外国人の彼らにとっては「住む場所」を探すことは至難のことである。そこで、彼らは、賃貸料が安く、保証人の必要がないゲストハウス(外人ハウス)を利用する。
このゲストハウス(外人ハウス)とは、昔で言うところの「下宿」と考えればよい。6畳程度の部屋、共同風呂、共同トイレ、共同キッチンである。国際的な雰囲気を味わいたくて、日本人が利用しているケースもある。
最盛期には某有名女子大の英語講師だったアメリカ人男性の話・・・
彼は既に50歳を越えていたため、大学から退職を通告された。それまで住んでいたマンションを引き払い、妻子を本国に帰して、自分は外人ハウスに泊まり、個人レッスンを細々としながら次の仕事をさがしていたそうである。幸い、中国西安の大学で仕事が見つかったが、飛行機代がなかったので、神戸から船と鉄道を乗り継いで行ったとも聞いている。
